有限会社 佐藤工業

安いリフォーム業者を見つける方法【前編】

佐藤工業イメージ

初めまして!大工兼営業担当の佐藤大です。
先日、義母の自宅の外壁塗装を行いました。普段からお付き合いしている塗装屋さんにお願いして綺麗に仕上げて頂いたのですが 「自分は職業柄良い職人さんを知っているけど、初めてリフォームする人の業者探しは大変そうだな・・・」と思い、良心的な価格でしっかりと施工してくれる業者の探し方をまとめようと思いました。

適正価格で上手な施工をしてくれる業者を見つけるためには、2つのポイントがあります!

ポイント1
経費を多く掛けている会社かどうか見極める

リフォーム工事費の内訳

リフォーム工事費の内訳を考えると・・・

  1. リフォームするための実質費用(職人の人件費、材料費)
  2. 業者が販売活動を行うための経費(営業人件費、テナント経費、広告費)
  3. 会社の利益

これらの費用が工事代金に含まれています。
会社のネームバリューを問わず、安くて上手な施工をしてくれる業者を探すのが目的であれば②の運営経費が少ない業者を探すのがオススメです。

運営経費の原資はお客様の工事代金から賄われているので、ホームページや広告の情報から経費を多く掛けているかどうか推測することで、工事費が割高か割安かを判別することが出来ます。

特に経費が多く掛かるものをまとめましたので、経費をどれだけ掛けているか知る判断材料にしていただければと思います。

テナント料

業者がショールームを多く出店していれば、その分テナント経費が多く掛かります。
立地条件の良い場所に多くの店舗を出していれば、より多くのテナント経費が工事費に反映されます。ホームページの「会社案内」「ショールーム一覧」を見ればテナント経費を多く掛けている会社かどうか判断出来ると思います。

営業・事務の人件費

営業・事務の人員が多ければ、その分人件費が多く掛かります。
リフォーム業界は不動産と同じで、営業には基本給とは別に売上の数%が歩合給として支給される会社が多く、歩合も工事費に含まれています。
業者の求人情報を調べるのも有効で、給与欄に「高率歩合支給」と謳ってあれば、高率な歩合が工事費に上乗せされているはずです。

社用車

社用車には車両代・車検代・ガソリン代・保険代などの維持費が必要になります。
業務上必要なものなので削ることが難しい経費ではありますが、社員一人一人に社用車が支給されているとその分コストはアップします。

広告宣伝費

TV・ラジオ・新聞雑誌などに広告を掲載している場合、宣伝広告費はお客様の工事費から賄われています。大々的な広告や折り込みチラシを出しているかチェックしてみましょう。反対にホームページやSNSなどネットを上手に活用している業者は広告費を掛けていない会社といえます。

ちなみに佐藤工業ではどうしているのか?

弊社ではなるべくコストを掛けない経営を目指しています。

テナント料
自宅併設事務所にしているので、テナント経費は0

ショールームを出店すれば多くの人に会社の名前を知ってもらえますが、会社の知名度=お客様満足度では無いと考えています。「現場での施工レベルがお客様の満足に繋がる」と思っていますので、ショールームの出店はせず事務所も小規模にしています。

営業・事務の人件費
営業・事務の人件費は0

弊社は大工工務店なので営業・事務仕事も大工自らが行います。
商談・打合せは大手ハウスメーカーでの営業経験がある私が担当します。
並行してその他業務も行うことで、人件費が掛からないように工夫しています。何より弊社は少数先鋭、社長含め全員が猛烈に働きます!

社用車
運搬用トラック以外は社用車0

工事の際に使うトラック以外に社用車はありません。
お打合せ時お客様宅に伺う際は、営業車の代わりに自家用車を使っています。

広告宣伝費
広告費は0 ご紹介とH P集客がメインとなっています。

コストがかからないネットやSNSを積極的に利用しています。広告費をかけて集客するのではなく、お施主様からのご紹介やホームページで集客しています。

近年職人不足が深刻化しているので、職人の人件費を削ることは難しくなっていますし、技術力のある職人ほど仕事の安請け合いはしません。

材料費のコストダウンもやり過ぎれば安かろう悪かろうの材料しか使えなくなってしまうので、質を確保しつつ割安なリフォーム会社を探すのであれば運営経費より工事の実質経費(職人・材料)に費用を掛けている業者を探すのが良いと思います。

次回のブログはポイント2を取り上げます。

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