基礎立上りの型枠が組まれたので、ホールダウン金物・アンカーボルトが構造図面通りに設置されているか一本一本チェックしていきます。
コンクリート打設前は基礎屋さんと一緒に型枠内のゴミ・ホコリを念入りに掃除します。
立上りのコンクリートもスランプ試験を実施し、品質に問題が無いことを確認してから打設を行います。
ポンプ屋さんと基礎屋さんの連携でスムーズに打設を完了できました。
型枠を解体した後はいよいよ土台敷ですが、その前に断熱性を上げるための仕込み作業を行います。
通常、天井・壁・床には断熱材が入りますが、意外と忘れられがちなのが「玄関の土間」と「ユニットバスの基礎廻り」です。
玄関土間もユニットバスも家の中なので、これらの部分に断熱を施さないと基礎から冷気が漏れ伝わってしまい、寒い家になってしまいます。
それを防ぐために玄関土間は断熱材を敷き詰めてからコンクリートの増し打ちを行います。
土間まわりの立上り部にも断熱材を張り付けると無防備だった玄関土間の断熱性が向上します。
